贈り継がれるジュエリーの類、ずっと取ってある馬車、長すぎないドレス丈。
カナッペが出される午餐会、警備人数縮小のためのパレードコース縮小。
新しい時代の王室のあり方。
ニュージーランドを見舞いに行った際に日本を気遣うスピーチ。
フォークランドに従軍した経験もあるゆえ、警備隊たちや亡くなった軍人碑に対しての敬礼。
ウィリアムさんは素晴らしいと、そしてこういう王室をリスペクトするイギリス人を羨ましいと思った。
(結婚式で合唱団がリードして上流階級たちだけで歌う「ゴッド・セーブ・ザ・クイーン」を初めて聴いた。
スタジアムでサッカーだけが生きがいの労働者階級が歌うこの曲しか聴いたことが無かったので。)
本筋と関係ないが、妹さんのピッパさんは見るからに聡明そうで素敵だった。
ページボーイを務めた彼らの将来の人気が保証されていると思った。
(王室は人気が大切な要素だ)
ウィリアムさんが拓く新しい道を、彼らが必ずなぞってくれる確証をイギリスは得たと思う。