コミックモーニング愛読者としては原作を知ってますので、柴門ふみさん描くキャラの細かさ、ユーモアなどをドラマにするのは至難の技と思ってた。
(ちなみにモーニングは講談社だから、長女の職場も「With」です)
姉妹(と母親)のキャスティングがいい。
次女竹美ちゃん(観月ありさ)は実は魔性の女じゃなくて、ほっといても周りが寄ってきちゃうだけだという、なんとも羨ましいけど過去に苦労もした女性
(現在モーニングで連載中の別作者の「主に泣いてます」もそうなんだが)。
しかし彼女の
「おかしいと思ったことは言う」「殴る時は殴る」というキャラとパンチが実に神々しい。
(ラインが出る細身のミニワンピは、おなかがちょこっと出ているが、ご愛嬌!)
そして実は三女の桜子(貫地谷しほり)ちゃんが姉妹の中では重要なポジションであり、(スカートや服ののセンス含め(笑)原作に近いいい味を出している!
(願わくば、ありさが「ナース」方面の崩れたお笑いを(刑事の猫ひろしとかに)出さずにキリッと仕上げて欲しい…)
子役3人が前面に出て来ないのがいい。
完璧に近い女優陣に比べて惜しいのは男優たちだ。
ママにめっちゃ愛されてて、何屋だかわかんない仕事をやってて浮気性なパパは鹿賀丈史さんあたりの線だ。
竹美と桜子の両方にアプローチする男子キャラは、山Pか錦戸亮くん(別ドラマ「全開ガール」に出てるけどなう。)、もしくは亀梨くんの役回りだ。
それはさておき主題歌「 星の果て 」 by川村結花・作は、シンガーありさの声とよくマッチしていて良い。
日曜9時、リアルで観るならばこっちに決めた。