(松たか子ファンなのに)ようやく観た。
(ネタバレしますので観る方はそのつもりで)
最初のホームルーム終わったところで怖すぎて、お茶にして頂いた甘いお菓子を食べながら頭を整理して覚悟してラストまで観た。
松たか子が地味な服で半端なロング丈のスカートでバストも抑えてこの服1着で通す的な、抑えに抑えた教師&復讐女が怖すぎる…
(もう、♪あした春が来たら、キミに会いにゆこう〜とか歌われても、殺されるんじゃないかとしか思えないくらい…笑)
「鈴木先生」とかよりも今の中学の実態に近いんだろうという描き方。
(観たことある生徒が出てますが)
娘(芦田愛菜ちゃん。まだちょい小さい)を殺されたシングルマザーの、知能戦と冷徹な計算…
CGも含めた映像の美しさ…
テレビドラマに慣れた脳味噌にはヅガン!でした。
しかし主犯の渡辺くん(笑)は、学校では委員長で私服&プライベートではかなりイケている女子が最大の理解者になってくれているのに、(メイクラブもせずに)意見の相違で殺しちゃうのがちょっと「?」でしたね。
(個人的に、「もう生きている価値がない」的に自殺に走る考え方には大反対で。
たとえそれが、「もう一度あの店の/お母さんのあの料理が食べたい」という食欲系だろうが、「がんばって生きて、あの人と一度メイクラブして結ばれたい(たとえそれが知り合いじゃなく風俗だろうが)」という性欲系だろうが、生きるモチベーションになれば良いと思ってます。
(決して中学生にメイクラブ推奨するわけじゃないですけど、発明&読書しかしないオタクが、いい匂いのする女子にクラクラときて、殺人や自殺よりも気持ちの良いことがある!と思う方が健全だと)
後任のウェルテル先生が(脳内だけかもだが)教室で流してみんなで歌って踊った曲。
KC&サンシャインバンドの
「ザッツ・ザ・ウェイ」(♪これが俺の好きなやり方だ!)。
うーん、監督の趣味ですよね、これ、歌舞伎町のディスコ'Get'で僕がガキんちょの時に流れてたやつですから。ゴキゲンなソウルミュージックってやつで、鑑賞中にとっても救われました♪