エレクトーンを弾いてた僕は、習ってた大好きな山口紀子先生がドラムとかまでやってたり、ヤマハ関連でカシオペアとかまで好きでチェックしてらしたんで、引っ越して離れてからも、「先生、僕、シンセやりたいんですけどどう思いますか?」とか、電話して聴いたりしてた。
(もちろん先生は「功くん、やんなさいよ!」と言ってくださった…(その後、大学入ってからすぐに、また、ひばりが丘まで先生にエレクトーンを習いに行くことにしたのだが…)
勤めてすぐの頃、kENJIくんが「秋葉原のLAOXで楽器のセールがあるから行こうぜ!」と言うので、彼の家にしばしば泊ってお世話になってた僕は一緒に出かけた。
並んでる列で煙草吸ってるのは僕らだけだった(注:それだけガキンチョばかりだった)。
そこで、ヤマハのなんと二段鍵盤でベースのペダルまでついたやつがあった。
kenjiは、「買うしかないだろ!」と焚きつけたので、あーこれならエレクトーン感覚で(足も使って)弾けるなーと思い、買った。
(実際、エレクトーン出身者が、キーボードだけを弾くと、左足にずんずんとベースを刻む力が入って、無駄な力が余りまくるんですがどうでしょうか?)
ブルーバードにギリギリそのキーボードを積んでKENJINんちまで運び、彼のギターアンプにつないでみて、試し弾きは、
ドナルド・フェイゲンだった。
(どうみてもアパートの大半がこのシンセで占められたので、すぐに車に積んで家に持って帰った。(笑)
「NIGHTFLY」は、モダンでジャズでクロスオーバーな音で、すごく難しい歌詞ですべてが新しくて最高だった。
そして、今でも♪
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■RUBY BABY:
♪ルビー・ベビーという名の女の子に逢った
彼女は僕を愛してくれないんだけど、僕は同じように愛してる
幽霊みたいにつきまとって彼女を求めてる、いつ、僕のものになってくれるんだろうか…
君を見るたび、心が泣く…
僕は他のやつらから君を奪う…!
晴れた日に君に逢うと、君をゲットすると賭けをする
ベイビー、いつ僕のものになるんだろうか…
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フェイゲンにしては(これでも)珍しい愛の歌です♪