行正り香を語らせたら日本で、いや世界でベスト8には入るだろうと自分で言う僕が、新刊を入手するのが遅れ、さらにレシピを作るのが遅れ、猛省!
いやー、いつもながら、最初のり香さんのエッセイ的な話、締めの話も素晴らしい、そして何より、和食・洋食・エスニックを網羅したメニューの数々は、読んでいるだけで涙が出てたまらなかった…
って、料理本は泣くためのものじゃないすね(笑)。
しょっぱなですからもうひとつだけ、この本の素晴らしさを書き留めておきます。
それは、(他の料理研究家の先生方もそうですが、特に)
行正り香は進化し続けているということです。
その方向性は、
「より簡単に・ハードルを低く」に向かっており、たとえ料理をあまりしたことがない人でもこの本をちゃんと見ながら作れば、誰でも(ある程度)ちゃんとした、かつ、り香さんレシピの絶妙さが出た料理ができることでしょうか。
さて語りはそのくらいにして、最初に作ったのは
「回鍋肉」的なやつです。
豚バラでやるわけですが、優しいり香さんのことですから、適当なこまぎれで作りました。
素材としてはあとはねぎだけなんですが、街の、駅前の中華料理屋さんで1600円とか払って食べていたのがバカらしくて地団駄踏むほどのお味です。
料理本オタクの僕が、絶対の自信を持ってオススメする本です♪
(これから、この本祭りが始まることを、お知らせしときます。あ、昔の本のレシピも、もちろん織り交ぜながら)
最後にり香さん、やはりあなたは天才だ!素晴らしい
!