先日、セミの鳴き声がうるさくて仕方ない時に、なんで鳴くのかとか調べたら面白かったわけで、大好きなトウモロコシについて調べてみました。
今年は、最大の生産国アメリカが、異常気象の影響で不作。この煽りでサラダ油などは値段が上がる…
そしてとうもろこしを食べて育っている牛や豚などの値段も上がる…
※日本ではとうもろこしのほとんどを輸入に頼っている(年に1600万トン。うち9割がアメリカからの輸入。日本の米の生産量の2倍。)=これは(統計上)穀類。ほとんどは飼料となり、一部がデンプンや油脂原料になるんですと。
日本でも飼料用のとうもろこしは栽培されるが自家消費されるので、ゼロ扱いになっている。
僕らがうまいうまいと食べているものは「スイートコーン」に分類され、国産は30万トンほど/輸入は2000トンほどなので、自給率はほぼ100%!(個人消費的にはちょっとホッとした。)
続いて、美味しいゆで方です。
諸説ありますが、「収穫してから数時間が一番甘い」そうです。
ので、買ってきたらまず、いきなりすぐにゆでちゃうことかと。
ポイントは、薄皮を残してゆでることのようです!(皮が水分を保つ役割なので皮付きを買って来る)
水を沸騰させて3〜5分説が(「ためしてガッテン」by NHKで過去やった)ポピュラーで。
この番組では塩を入れなかったようなので、甘いコーンに塩を(ゆでる際に)入れるのはどうかという人もいます。
「ウチゴハン」で笠原将弘マスターは沸騰した湯にて3分ゆでと言っていました。
8分ゆでて火を止めて塩をドバドバ入れて4分放置し、ラップ保存すると粒がしわしわにならない説もあります。
(塩ゆでがしわしわ防止になるという説もあります)
(ちなみに写真は塩無しでゆでたらしわしわになりました…)
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さて、ゆでる時に、あの「ひげ(毛)」をむくのがめんどくさいなーとか、これは何なんだろうなーと思いましたら。
とうもろこしの「おしべ」は、すっくと伸びたあの突端にある、「すすき」の穂みたいなやつらしく。
あの「ひげ」自体が「めしべ」だそうです。つまり、てっぺんのおしべから花粉をふりまき、のびたひげのめしべがキャッチして、そのひげの中を通って実に達して受精するのですと。
そうやって知った上で考えてみると、食べるのに邪魔なひげも、「そうかー、お前がめしべで実に花粉を運んでくれたのかー…」と、むげにガシガシと引き抜きにくい感情が生まれてきます…(笠原マスターはこのひげを揚げちゃってますたー♪)
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美味しいのを食べたい人は、産地から直送してくれるのもあるので、お試しを!