冬瓜と書いて、とうがん。
自分で買って、種&わたを取って皮むいたのは初めてです。
前回の炊き込みご飯でも書きましたが、この本は少々作り方に説明があった方が良い(と、料理本マニアの僕は思っている)ので、お節介を付記しながら。
「1/4個(800g)」とありますが、僕の冬瓜ちゃんは半分で900gありました。ま、ハンドボール半分くらいで900です。ハンドボールがご自宅に無い方は、下にアマゾンのリンク付けときますので(笑)
「ひと口大に切って皮をむく」というのは、冬瓜が大きくて皮がむきにくいからでして、自信があればもちろん、皮むいてから切って良いです。後で煮てからミキサーにかけるので、大きさもあまり神経質にならなくていいです。
さてこれを、「鶏ガラスープ」で煮てゆきます。600mlのがらスープ、面倒なのでユウキ/YOUKI食品の鶏ガラスープの素でやりましょう。好みによりますが濃いめだと、小さじ6杯=大さじ2弱です。
うす口しょうゆとみりんを「各少量」入れるわけですが、大さじ2くらいでしょうか。あまり濃くすると台無しになっちゃうと思います。
スイスダイヤモンドのストックポットで、弱火でフタをして、「くたくたになるまで」煮ます。20〜30分タイマーかけてください。これ以上、煮え加減を見続けると、作ってるこちらが、くたくたになっちゃいます(素)。
煮たら、ミキサー(フードプロセッサー)にかけます。コンパクトなフードプロセッサーですので、楽をしようと多めに入れたら、そこらじゅうに冬瓜スープが飛び散りました。冬瓜テロに見舞われた気分です。
おかげで今でも、和風の良い香りがキッチンに漂っています。ファブリーズ要らずです♪
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そして車海老です。スーパーで売ってませんでしたので、お安いブラックタイガーで代用。
これを素揚げするわけですが、「水気を拭いて」という工程を焦って適当にやったために、油に投入したエビちゃんたちがボンボンと反抗しました。恐る恐る投げ入れる僕は、フジの山﨑アナになった気がして残念ですが、気にしていられません。
「色が変わるまで揚げる」のが目的なので、なにも律義にたくさんの油で「揚げ」なくても、家庭ならフライパンで少しの油で火を入れればオッケーだと後で気づきました。After the festivalです。
揚げたら海老の皮をむくんですが、揚げたては当然熱いです…
たーくさんのポタージュ状のスープができたので、欲張って大盛りにしました。
海老が沈んで、何の料理か、よくわかりません…
気を取り直して盛り直しました。
海老の背中には、「青柚子の皮」なところ、売ってませんでしたので、すだちの皮をすりおろしました。
ようやく親元を離れて、巣立ちの時期が来たんです。
それはさておき、「夏」のレシピを秋に作ることの無理さ加減も改めて学びました。
え?お味?
それはそれは優しくて、笠原将弘マスターにそっと抱きしめられている感覚でございます♪
(ちなみに、コショウを振ると、洋風方面にも近づきます)