46才にして人生に迷う主婦(草刈民代)が、いつからでも人生やり直せると前向きに生きるラブコメディ。ふたまわり違う王子(瀬戸康史)と恋に落ち…
「ホテルのメイドがある日恋に落ちて…」=『メイド・イン・マンハッタン』(ジェニファー・ロペス)ですね、僕には。
「若きホテル(副)支配人が、同僚と恋に落ちて…」=名著『ホテル』byアーサー・ヘイリーですね、僕には。
草刈民代さん、映画も出てらして、いいいいと言う人も多いんですが、僕はなんだかこの方は「目が笑ってない」感じで怖いです。
(上司にしたらすっごく恐ろしいタイプに思えて…)
素敵なところは… 姿勢が良い!
メイドで入社したホテルで、秘書役マネージャー(山本圭)を介して見知らぬ人と文通するものでしょうか。
夫と別れて、息子と越した団地的なマンションには、入居時にハウスクリーニングが入らなかったのでしょうか(あまりにも壁が汚かったので)。
その息子が、大人び過ぎている言動が多くはないでしょうか。
初恋の男と再会して盛り上がった女性編集長(森口瑤子)は「彼が見ているのは想い出の中の自分で、現在の自分じゃない」と結婚を取りやめましたが、そんなことってあるでしょうか。
元妻と女友達と今カノと3人で盛り上がって酒飲むでしょうか。
王子の婚約者女子は、そんなにいつまでもアッシー的な彼氏が居ると彼に信じさせ続けられますかね?また、その必要性が希薄かなあ…
王子瀬戸康史の実の性格はサイテー、という設定ですが、さほど最低とは思えなかったですが。
と、つっこみどころたっぷりのドラマを、NHK特有のゆったりしたテンポでやってくれるので、毎回、観ては寝落ちしてを繰り返してました(素
(宮沢賢治の「注文の多い料理店」みたいに、森の熟女が眠るのでは無く、観てるこちらが「眠れる」という・(笑)
どういうオチにするんだ!と楽しみにした最終話、「さぁ、みなさん前向きに生きましょう」(ええっt