
先日、浜田山のユニークな建て売り住居、
「棲林居」のA(←記事はココ)を訪れ、
奥にもう1棟あると伺いました。
今日はこのB棟のお話しです。

木かげから建物、空を見上げてみる。
木かげっていうのは財産ですよ。涼しい!

エントランスです。

入ると、半地下に降りる階段と、上る階段の二手に分かれます。
今日は、(お部屋の質感とかは前回のA棟の記事で見て頂くとして)写真大きめで、この
構造・高低差の妙を感じて頂こうと思います。

下から吹き抜けを見上げる。

こちらのキッチンは、窓から緑を眺めながら料理!

キッチンから階段越しに向こう側を見たの図。

そのリビングダイニングから階段方向を。
外からの光の入り方がおわかり頂けますでしょうか?
ふと、「ここでギターを弾いたらどんな風に聴こえるだろう? ここで好きな音楽をガーンとかけたら最高に気分イイだろうなー!」と思いました。

階段から上階を見上げます。

全面のガラス窓から眺める、杉並の夕空。

手前に建っているA棟が見えます。
緑が上手に目隠しとなってる。
そして、隣接する部分はお互いの住居を見ないで済む=2棟が
補完関係にあるという妙。

杉の板の節・木目。
この、真っ白に近い木材が、陽を浴びたり汗を吸ったりしてその色合いを変えてゆくんですね。
そうして何十年か経ってまた削り直し、新しい風合いを取り戻す…
欧米の「石の文化」には無い味ですね日本の「木の文化」は。
僕は20代前半に、カナディアン・ログビルディングの講座を1週間受けて、木材の収縮率まで計算して釘を使わずに建てる工法に魅せられましてね。
教わった、カナダで三本指に入るログビルダー、ダン・ミルン氏の家、カナダのキャムループスまで押しかけて、泊めてもらって一緒にログハウス建てさせてもらって乗馬も教えてもらったという経験があります。
この家をじーっと眺めていると、建築基準を守りつつも木材をどう上手に使うかという設計家の思想がそこここに汲み取れて、幸せな気分になったのでした。
もし「AとB、どちらが好き?」と聞かれたら… 奥まったこちらのBですね僕は!
「棲林居(せいりんきょ)」のHPはココです。