魂揺さぶられて、後半からもう涙止まらなくて、サッカーをやってきて、愛してきて本当に良かったと思った晩でした。
素晴らしいゲームを本当にありがとう!!!!!!!
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サッカーではよく、「誰がゴール決めたの?」ということが重視されるが(ゴールしないと勝てないので仕方がないのだが)、そのゴールは後方で身体を張って守って相手ボールを奪った仲間が丁寧につないできてくれてお膳立てをした上での美味しいごちそうだ。
会社で言えばトップセールスマン、営業マンだけ表彰するようなところがあるけど、他のスタッフがサポートしてくれるからこそその売上げが達成できている。
だから昨日はゴールキーパーやディフェンダーの献身的なプレーになんだかとても目が奪われてボロボロと涙を流して見ていた。
かつての代表だった俊輔や小笠原の柔らかなパス、中澤に闘莉王の闘志あふれるタックルやチャージ…
そして最も見たかったこの男、三浦和良。
カズはブラジルでプロだった(から、その後もっとビッグクラブに移籍できる可能性があった)のに、「日本をワールドカップに連れて行きたい」から帰国して読売(ヴェルディ)に入団してくれた。当時は誰も日本がW杯に出られるなんて思ってなかった。
(そして実際にフランスに連れていってくれた)
カズがラモスが見たくて国立や等々力競技場にせっせと行ったっけ。試合後、ナンバー11のポルシェから手を振って颯爽と去るカズ。
10年くらい前のドキュメンタリー番組で、
「俺、足、遅くないよね?!」と自分に言い聞かせるように言い放ったカズ。
昨夜のゴールとダンスは、とびきりのおまけみたいなもんだった(ピッチに立ってくれただけで満足だった)が、やはりこの男は「持っている」のだとシビれまくった。
カズが、そして募金活動を行ってくれたラモス、柱谷、セルジオ越後、岡ちゃんが、ヨーロッパから帰国してくれた選手が、昨夜ピッチに立った全員が、ザック監督とドラガン・ストイコビッチ監督とスタッフの皆さんがサッカーで日本を明るくしてくれたことに感謝。