「まさかこのまま、賛否両論に行かずに今年が終わっちゃうなんてことは無いだろうな!」と秋に入ってから思い、行ってきました〜♪
蕪を豆腐にしちゃうとこが凄い。ジュレが絶品、ウニのクオリティもイイ!
しんじょうにするとぱさついてもおかしくなさそうなことろが、しっとりしていて美味しい。
超一流料亭出身とあって、出汁自体はすっごく上品な薄味(欧米人ならきっと「味が無い」と言うと思う)。
そこに甘鯛がふわっと香る♪
お造り3種。
上のごまだれがほんのり甘くて深い。
わさび好きな僕はマスターにどこのどんなわさびか聞いてみたところ、伊豆のわさび園から形が不揃いでもモノが良いものを分けてもらっているとのこと。
ふんわりした煮加減、自家製からすみ、香味大根。
どんどんお酒が進む。
これまたしっとりふっくらした(遠火の強火ね)焼き加減に、大根おろしと思いきや、梨&シソ!
ちょっとお外で一服♪
新しく入ったスタッフ君が、キビキビと灰皿を出したり下げたりしてくれる。
しかしもう夜は寒い。
NYのレストランに居るみたいだ、外にちょいちょい出ると凍えるという(寒
こぶりの牡蠣(三重産だそうな)の茶碗蒸し。
生海苔をあしらい、口に含むと生姜がポワーンと香ります。
この日はサッポロ黒生行ってから、「東北の辛口を!」と頼んで南部美人x2、続いて(マスターの名言で「調子には乗ろう!」とあるので)、ばくれんx2を飲み干した。
ので、マスターがつまみが欲しかろうと、いぶりがっこマスカルポーネに加えて、ちょこっとあん肝を切ってくれた♪
いい加減にごはん食べないと。閉店まで飲み続けるわけにゃいかないのよこのお店は。
地鶏と、カキーンと焼いてあるれんこん。たまらん。おかわり。
例の昆布。
そしてお椀に入ってる青菜が何だか味わったことがないので聞くと「みつばの葉っぱです」ですって♪
嬉しいことがあったんでとちらり話すと、背を向けて指揮棒でも振ってるようなアクション。
とてもキレイな飴細工を、ささっと出していただきました…♪
後悔はしたくないので、全種いただきますわよ♪
盛り付け&仕事中に、あちこち気を配る笠原将弘マスター。
相変わらず、マエストロが静かにタクトを振り、それぞれのスタッフが黙々と仕事をこなす、素晴らしいオーケストラぶりでございました♪
(他のお客様もいらっしゃることだし)マスターと僕は、それはとてもボソボソと低い声で話した。
「あ、マスターの料理本、買って作ってるよ。番組も全部観てるよ!」
『ありがとうございます。そういえば、師匠の作る僕のコピー料理、食べたいなぁ…』
声がいい、魚を切る手が美しい(手がきれいじゃない料理人、駄目なんです…)、ぶれない、気配りがさりげなくて優しい…
うーん、やっぱり、笠原将弘は素晴らしい男だなぁ〜…!!!!!!