このドラマ(と映画)での多田(瑛太)と行天(松田龍平)の空気感、いや、すべてが好きで好きでたまらんかったんですが、BSでの放送も終了してしまい…
「ここには何でも揃っているから、まほろを出て行った人も結局戻ってくる」そうですが、まあ僕も中学の時にまほろに来て、高校は八王子に住民票移した(と思う)し、予備校の時はあまりにも遅刻や欠席ばかりだったので杉並に強制的に住まわされて、大学の時は人様(男ですよ)の家を泊まり歩き…と、自分が、まほろ人です!という意識はあんまし無いですねぇ…
が、この、まほろ市の持つ垢抜けない感じというか、よーく描かれてていちいち共感できます。
(高2の時に新宿のディスコデビューして、何を思ったか高3の時にまほろのディスコにひとりで行ってみようと出かけ、駅前近くのビルのエレベーター乗ってドアが開いた瞬間、恐ろしくセンスの無いアフロの男が入れ違いに入ってきて、なんかその恐ろしさにたじたじになり、そのまま帰ってきたという…(笑)
今の自分で思うと、あー自分は多田くんだなーという気がしますが、行天のまさに破天荒で仰天な感じ、あれは憧れますよね〜…
(「野ブタ。をプロデュース」で言うと、修二の役は一見難しそうだが実は、彰の方が誰でもできるわけではない的なね)
しっかしこのふたりは正義感や筋に実はやかましく、まじめに誠実に仕事をしていた。銭湯帰りに串3本と2杯だけとかちゃんと予算・目標管理もしていた(笑)。
こんな素晴らしい便利屋にはもっとたくさん仕事が来るべきだ(素)。
(真木よう子と瑛太のからみは、「最高の離婚」を思い出させてくれて…すごく良かった…
でも1話のプロレスの話が強烈で一番頭に残っている…)
これから日曜の晩をどうやって過ごそうか… 続編、ぜひお願いします!
(とりあえず、龍平は「あまちゃん」で水口さんを楽しみにすることにする)
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亡くなった同級生、キンカマの話。
こいつは、僕んちに100、いや200泊くらいはしてるんで、まほろ市民の資格あるかも(素)
どこに行くにも何をするにも一緒にいたこいつと僕は、われわれ版の「まほろ」をやってたんじゃないかと思い至った。
(となると、キンカマは行天から洞察力と男気と魅力をマイナスした感じ、かなぁ…(笑)
「キンカマの勤めた会社は潰れる」というジンクスがあって、何社かは実際に倒産の憂き目にあったんだが、「オマエ、日本を代表するようなメーカーとか商社には、間違っても入社するなよ」と冗談言ってたけれども、結構シャレにならん結果にもなって。
(晩年、多田くんよろしくお人好しぶりを発揮して、「オマエ、地元帰ってそんなとこ行くなら、うちに入る?」とオファー出したんだが、無しになってホッとしている(素)
まあやつの生き方も、仕事のことあれこれとか考えてゆくと…
このドラマのエンディングのように、
「まともがわからない」。
(優作さんの「探偵物語」の音楽担当の、SHOGUN、のヴォーカルや曲調と似ていてすっごく好き♪)