ジョー・コッカーの訃報を年末に聞き、彼といえばこの映画のこの曲、Up Where We Belongばかりしか思い浮かびませんでした。
というのも、僕はこの映画が好きで好きで大好きでして…
「すきあらば、愛と青春の旅立ち観に行く」という言葉が正しかったかと思いますが、つきあいたての彼女と、時間があれば、「じゃ、愛と青春の旅立ち、行こうか!」と、まるで「カフェバー(とかお茶)行こうか」的な感覚で映画館行ってました(通算で6回くらい)。
車でもサントラ盤のテープ流して、その場面場面のセリフをしゃべり、「いいかげん、この映画から、離れない?」と真顔で言われたものです(本当にごめんなさい!)。
映画館だけでは飽き足らず、当時としてはまだ珍しかった、字幕入りのビデオ(VHSね)が発売になったと聞き、新宿のDUGと伊勢丹男の新館(メンズ館にあらず)の間にあった松竹で大枚24,800円払って買い、何度も何度も見てはセリフをしゃべる、そう、僕の生きた英語教材でした(素
(だから当時は、曲が流れると、「ザックがダンスパーティーでナンパするシーン」という風に頭に入っていて、セリフが言えた)(ちょうど卒業時期と重なったしな)
原題、
'An Officer and A Gentleman'とは、「士官たるもの、紳士たれ」的なニュアンスだと当時聞いたことがあります。巨人軍みたいだな(笑)(軍、が付くしな(笑)
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曲の話。
映画観ていると、パラマウント映画の山の風景が出てきて、「あぁ、この曲ってやっぱりああいう種類の山の話で、アメリカだからして国歌でも出てくるほら、鷲が効いてくるわけだよな〜」と思ってたのですが、あらためてちょっと真剣に歌詞を読んで訳してみました。
♬明日のことを誰が知るだろう、生き残れるかどうかもわからない…
たしかなことは、今自分が生きてる感覚、それはたいせつにしたい。
その道は長く、途中にはだかる山々を僕らは毎日、一歩ずつ登らねば。
愛が僕たちを、鷲が鳴く、あの山の高み、そう、僕らがいるべき場所へと、持ち上げてってくれる。
知ってる世界とはかけ離れた、すがすがしい風が吹きわたっている、あの上のところ。
過去にしがみついて、うしろを振り返って生きている人がいる
僕らが持っているのはここであり今であり、僕らの人生のすべてはあそこで見つけられる
(繰り返し)
時は流れ去る。泣いている時間は無い。人生とはあなたと僕とで、今日を生きるということ。♬
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やっぱり映画的にはラスト、ブルーカラー(工場労働者)の彼女のもとへ、真っ白ピッカピカの軍服着たエリートなりたてホヤホヤ君が迎えに行って工場じゅう祝福してくれて、トントンって叩くとびっくりして作業用の耳栓外して、お姫様だっこして抱え上げて彼女が作業帽というかハンチングみたいな帽子取って長い髪がバサァ〜!ってのが最高に絵になりますね♥
(これが、どっかのオフィスビルに迎えに行って、受付嬢さんに内線して降りてきてもらうんじゃあ、気分出ない(笑)
うーむ、ひょっとしてやはり僕が一番好きな映画だからして、DVD買っちゃおうか!(VHSもどっか行ったことだし(笑)
(この、メインテーマ曲とくれば、郷ひろみさんのカヴァーと、松田聖子さんとのデュエットについて触れねばならないんですが、それは今度必ず!)