えっと、年収(世帯年収ですね、ダンナさんの稼ぎと、彼女の細々とした内職の合計かと)750万円で、この由紀(
貫地谷しほりさん)ちゃん家の、さほど贅沢でない間取りだと、充分に暮らしていけますよね、分不相応な私立小学校に行かなければ…
まあ意地や見栄で私立行かせたいっていう話と、その幼稚園に居るから自分の身なりとバッグや時計も他の人間と同じレベルに、っていうこととがごっちゃになって、整理能力が無いから、「よーしギャンブル(しかも、パチンコですよ!)で勝てばオッケー!」という思考… これはいけません… この登場ママさんたちの中では最低、です…
(そもそもパチンコの玉を買った時点で25%だか国が税として持って行ってるし、たまに大勝ちしたとしても、トータルで勝ててる素人と出会ったことが無いです。時間を掛けてお金を捨てに行ってるのですよ…!)
そして昔を知っている希子(
木村文乃ちゃん)の忠告は聞き入れない…(大人になって、あれこれおかしくなる/変わっちゃう人はたいてい、昔の仲間を切ってますよ、ええ)
あげくの果てに見知らぬ老人とホテルで会って…
これは悲しいですね、たぶん本人としては「仕方無い。頑張ったのにお金が足りないから身体を張るだけ」という言い分なのでしょうが、真実は逆で。
『売春して金を得て、ひと昔前に流行った高級時計をあてがわれて、高いバッグを買って、パチンコで金をすって、見栄で子供を塾に行かせて、そしてまた金が足りないから相手はヨボヨボのジジイでも誰でもいいから売春するのが好きな自分』なのだと気づかなきゃ。
(ダンナが一所懸命稼いだ)750万円を、たいせつに。