モーリス・ホワイトが亡くなってから、あなたにとってEarth, Wind & Fireはどんな存在でしたか?とか、何の曲が印象的ですか/知っていますか?とか、人に聞いたりしてました。そして、どの曲がアースっぽいか?ということを自問してた答えが、この曲です。
それは、ポップすぎず、初期の黒っぽすぎる感じでもなく、尺が長すぎず、柔らかに哲学的で宗教的な部分もあって…、未来や子供たちといった部分にもちょこっと触れて…というのが理由です。
また日本語タイトルの話ですが、
「暗黒への挑戦」は、格別、していないのではないかと思っております…
そしてこれはラブソングではありませんで。
心で燃えている炎が愛の欲望を創り出して世界の高みへとずんずん上ってゆくのですが。
この特別な日、悲しい過去は消えて未来がやってくるから、歌おう!
そうすればきみは心の平和を見つけるよ
世の中は冷たいものだから、迷わずにゆこう
気持ちの上で若くいないとだめだよ。そうしてれば若くいられるから。
それが世の常ってものだから。
花を育み、真珠を育てよう。
子供は黄金の心を持って生まれてくる。
この世の仕打ちってやつが、子供たちの心も冷たくしちゃうんだよ。
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とまあ、日本人にはこういう含蓄、ちょっと難しいです理解するのが。
つまりは、未来を見つめて歌おう!気を若く保とう! まっさらな心で生まれてきた子供たちがそのまま真っ直ぐに育ちますように、この世の中もよりよくあらんことを!
とかいう感じでしょうか。
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今思い出したのですが(少しうろ覚えですが)E,W&Fireは87年の「東京音楽祭」にゲスト出演(Kool & The Gangとかと共に)して、何かの賞を受賞(特別賞的な?)したかと思うんですが、中継してた番組の最後で、「もらった賞金は日本の恵まれない子供達のために寄付する」と、モーリス・ホワイトかフィリップ・ベイリーが言ったところを通訳さんが通訳し損ねて番組が終わったのを憶えています。
下に貼り付けたムービーは80年代初頭でしょうか、モーリス・ホワイト、若いです、この人はお尻が上がってます、細身です…♪