今年初観戦が高校サッカー決勝だった。野洲は勝つべくして勝ったし、勝って欲しいと思って観ていた。まるで、
「イングランド対日本」の未来図のようだった。
ポイントは、
■自由に持たせる。ドリブルで、パスで、楽しんでやっている。
■どんなに苦しい局面でも、つなぐ。
相手の鹿実は、
「フィジカルエリート、パワープレイ、百戦錬磨の古豪」の象徴だ。
野洲の若い山本監督は「見に来たお客さんにチケット代の元を取れたと思うようなプレーをしてこい」と、フサフサした長い髪で後半戦の指示を出した。
自由な髪型の選手たちは、「45分残り、走れるかなあ」と思いつつも期待に応えた。
九州では、
【茶髪・ピアス禁止】だと聞く。そんなことの前に、「しっかりした高校生としての生活態度を身につけ、立派な社会人になる前の教育をする」ことが大事なのだと言う。
それもまた、ひとつの方針と思うが、ちょっと待ってください。
明らかに、「後ろからのタックル」や「プロフェッショナルなチャージ」で見苦しく反則を繰り返したのは、鹿実の方だった。
(だから、敗因に「エースが累積警告で出場できなかったからだ」と言ってはいけない。アンフェアな反則の結果、迷惑を他人にかけたのは、エース本人だからだ)
長い髪で弱々しい方の野洲は、倒されても倒されても、テクニックでつないで崩すスタイルを貫き、勝った。
(審判は、荒いタックルの出た試合を、うまくコントロールした(特に前半)。ファウルした選手を、された側に連れてゆき、握手させていた。「ケンカサッカー」になってたら、鹿実が有利だったと思う。ひょっとして野洲を優勝させたのは、この主審の力が大きいかと)
誤解を恐れずに1人ずつのプレーヤーにたとえると、「ゴン対俊輔」みたいな感じだった。
フィジカル、パワープレイ、土壇場の根性は、もちろん大切である。
が、肉を1キロくらいペロリと食べる諸外国人に対抗するのは、「テクニック&組織力」である。自動車産業を見よ。
ちびっこプレーヤーもお手本にするこの大会で、
「公立高校で」「テクニック重視で」「伸び伸びと」プレーした野洲が優勝したことに、ホッとしている。
W杯に向けて、少し日本の未来が明るく見えた気がした。
いい試合を、ありがとう。
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野ブタ、応援お疲れさま!初々しくて良かったよ♪
●「ヤスコゥ」と聞くと、大奥の安子かと思ってしまった。失礼。
●やはり、南国で猛烈な夏合宿をした鹿実は「真夏の鹿実」だったのだろうか…(失礼2)
●熱心に応援しているスタンドだが、「Jリーグのパクリのような歌」や、「アッコちゃーん、好き好きー♪」とか、そろそろ止めたらどうだろうか?
吹奏楽部が、オリジナルを作って、盛り上げてあげましょう!
野洲みたいに、クリエイティブに蹴りたい人は、こちらKick with Spice!