このシリーズは、チラシからPOPから印刷物、広告宣材なんでも作ります&ください的な中小の広告代理店営業マンが、昼間営業に行った先で見つけた銭湯に入って。
最高に気持ち良くなった状態で近所の居酒屋とかで、♪プハ〜ッ!と生ビールを飲み干す。
そして会社には「NR=ノーリターン」と電話を入れるのだが上司の八木さんに一喝されるとスゴスゴと帰社するというお話。
えっと、まず、この営業マンは「ドM」ですね。ノドからから状態まで、ビールのひとくちのためにガマンすると(入浴で発汗するから、水分補給ができずにあまり良くないと思いますが…)。
で、飲んだ後で帰社する(酒臭いから、飲んできたとバレバレで、2倍怒られるだろうに…)
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僕の経験ですが、上司のツネさんは「酒飲んだら、素面で残業している仲間のところには帰社するな」って言ってましたね。
あと、NR=直帰はスチャラカ広告マンたちの特権みたいなとこ、ありましたから、それはそれは何度もさせていただきましたよ(当時は携帯とか持ってないしね)。
さて、「前を洗って入れ」とは、ロベルト・カルロチ君が高校の寮のお風呂で新入生たちを一喝したお言葉ですが。
このドラマでも「かけ湯」的にざーっと桶でお湯を(一話)、シャワーでお湯を(二話)かけてましたけれど。
最近はポスターとかで「石けんで身体を洗ってから湯船・浴槽に入ろう」と書かれて貼られてますね。
で、そうしてない人を注意する人とかも出てくる。
ところが、この二話の銭湯みたいに、たとえば別の場所(サウナとか)から洗い場にやってきて、ジャッとかけ湯して湯船行く、みたいな(つまり身体は洗ってあってきれい)場合もあるわけですが。
浴槽からじーっと観察してる人からすると、ブクブクと泡の出るボディソープを使って、今、その場で洗ってないとそいつは、身体を洗ってない!と見なして説教したりする。すると、された方が逆ギレするという…
せっかく気持ち良いお湯で解放されようとしている娯楽の時が、お互いに台無しになる瞬間、ですね…
ええと、震災でゆっくりお風呂に入れない方もいらっしゃるかと思います。臨時の浴場設営したりする自衛隊の方々、お疲れ様です&ありがとう。
とりあえず僕は、精神的なもので何の役にも立たないけれど、「風呂断ち」することとしました。
熊本方面のみなさんに、一日も早くゆっくり入浴できる日が来ますように。