数字は取れている「けものみち」だが、
「続報・格付け」の予想のまま、☆2つとさせていただく。
なぜか
【ビッと来ない】んです… で、なぜかを考えてみました。
原作:
むろん、松本清張は巨匠でベストセラー作家だ。が、その下敷きを現代に焼き直した時に、簡単に言って
東野圭吾:「白夜行」の深さとスピード感に負けているのでは、ないでしょうか?
清張作品=米倉涼子:
このドラマでこの女優が一番カッコいいのは、「オープニングでのセクシー静止画が下から上にダーッとなめるように上がってきて、顔で止まると【目が動いて赤くなる】」シーンですね。
本編ですと、何と申しましょうか
「恐ろしい力を持った老人のオメガネにかなうほどの魅力」が、あるように思えないと。
で、ジュエリーデザイナーとして成り上がった瞬間に、何か「勘違い」して暴れすぎかと。(囲われたんなら、もっとひっそりと生きてなよ、って)
つまり、清張の前作
「黒革の手帖」の方が、銀座のクラブを舞台に、華やかで敵キャラもしっかりと立って、ゆすりもあって、【わかりやすくてステキ】なホステス成り上がり物語だったと。それと比較すると、ちと地味だなと。
脇役陣 ネガティブ編:
■平 幹二郎さん、この手のジジイ役でノシているらしいが、「ただの爺さん」にしか思えない。(いくら金持ってても、おかゆしか食べてなきゃ、ねえ…)
■若村麻由美さん、髪をひっつめてるから誰だかわからんかった。実生活とカブりそうで期待してたが、良さが全然出てない。「黒革」の釈由美子に大負けしている。
■田丸麻紀さん(部下役)、このドラマに向かない。
□東ちづるさん、惜しい。もっとアクの強い女将になって欲しい!
脇役陣 ポジティブ編:
◎佐藤浩市さん、
ホテルマンやらせたらピカイチだ。悪そうな役と、クチビルがマッチしててステキ!
(あとは、不用意に自分のホテルのバーで、米倉と同席したりしなければいいのに…)
※取引先に、「しゃべらなければ佐藤浩市そっくり!」という方がいらっしゃる。お願い!しゃべらないで…
◎仲村トオルさん、ノンキャリで、肺病かなんかにかかってて、オモチャも直せないで、子供の塾代も払えないが、
顔は細くて精悍!着てるコート(アクアスキュータムか?)が新しすぎて貧乏刑事にマッチしてないが、彼は効いている!
○上原美佐(手伝い)さん、この人は何かしでかしてくれそうで、期待できる!
○吹越(弁護士)さん、まあ、まあ、でしょうか。
■撮り方:
どーも、テレ朝さんのこの手のドラマは、「映像に奥行きが無い」感じに見えます。
(そのあたり、裏の「白夜行」と比べると、点数が辛くなりますねえ…)
■音楽:
うーむ、「清張で、この作品なら、みゆきで<帰れない者たちへ>で、決まりっしょ」的に決めたのか。途中で【妙に大きなボリューム】で挿入されると、マッチングが悪い気がする。
ーー
と、いうわけで、結論的には、
1 清張なら何でもOK!ではないので、作品はモダンにアレンジお願いします!
2 米倉さん、「なーるほど、これなら全ての男が惚れるわけだ」と、思わせてください。
3 「黒革の手帖」の次は、
オシャレなストライプのカジュアルなファイロファックスがいい!
(これはモデル名「ベル」。ボタンに「セクシーポーズのベルちゃん」が、ちゃんと居るんです。