タツヤくんから、「はい、誕生日祝い」と、去年の春にピュッと渡されたワイン。
あぁ、
ココファームワイナリーのものだなぁ、ワインが好きな人たちと味わいたいなぁ…とずーっと大事に取っておいて、先日その機会があって開けました(勝手に赤だと思い込んでいたら白だったという!)♪
おぉ…国産でもこの深み…あ、時間が経つと成熟度合いが変化してくる感じ…面白い、素晴らしいワインです…
ココファームをご存じ無い人たちに、
こころみ学園がどういうところでどういう栽培〜ワイン作りをしていて、というご説明を、ホームページをみながら差し上げていたのですが。
「風を見ている人」という話がありまして。
ある人は、葡萄畑を毎日ずーっと眺めているだけで。他の仕事を忙しくしているスタッフからすると、あの人は何をやっているんですか?という話になったそうなんですが。
「あの人は、ああやって風を見ているんだよ。」と、聞かれた人が答えたそうな。
ある年に、カラスがぶどうを狙ってきて。2面ある葡萄畑の1面は、すっかりやられてしまったそうなんですが。
もう1面は、その、「風を見ている人」が座っているおかげで、カラスがやって来なかったと。
そのおかげで、無事にみごとなブドウを収穫できて、おいしいワインが出来上がったんですって。
その話を読み上げていたら、泣けちゃって泣けちゃって…
また、このワインのお味が、変わった気がしました、というお話。