「ユーミンはもちろん知ってますけれども、『中央フリーウェイ』という曲は知りません」とか若者は真顔で言うので。
東京生まれ東京育ち、中央高速を使って通学してたこともある僕が、あれこれと解説してさしあげました。
まず、
「調布基地を追い越し」ですが、基地はありません。味の素スタジアムとかになりましたとさ。
「右に見える競馬場」、府中ですね。
「左はビール工場」サントリーの武蔵野工場(昔は、ジョッキにビールが注がれてて泡が立ってるような(ネオン?)看板でしたっけね?)。
で、
「黄昏がフロントグラスを染めて広がる」わけですし、競馬場とビール工場の位置関係からしても、新宿の方から八王子に向かう下り線だと。
そして
「愛してるって言っても聞こえない、風が強くて」は、オープンカー/コンバーチブルですね、窓閉めれば聞こえるわけですから普通。
そんで最近は騒音対策とか安全面で、道路の左右のフェンスの高さが高くなってますから。スポーツカーとかの座席からだと、競馬場もなかなか角度的には見えないのかなーと。
「まるで滑走路、夜空に続く」、前を行く車の赤いテールランプたちが、空港の滑走路を思わせるということですから、ライト点ける時間帯で。あまり遅すぎて車もガラガラだと滑走路みたいに見えません。
ということで、もしこの曲の世界観を体験したければ、車高の高いトラックとかで窓開けて午後6時とか夕暮れ時に新宿から八王子まで流すと。グッドラック&グッドパイ。
ちなみに荒井由実さんちは八王子の呉服店でらして(と、日野市出身のオーノが教えてくれた)、パウロで取ってた新聞にチラシ広告が入ってたのでお店に電話して
「由実さんご在宅ですか?」とか聞いてた。ほんっとにすみません、娯楽が無かったとはいえ。
そして工場。
「みなさんは、ビールを何でお選びですか〜?」とかガイド役の方に聞かれて、もう少しで竹内結子がいるかどうかとか答えそうになったがこらえて。
先進オートメーションすごい。工場見学好きです。小学校の時に東久留米のヤクルト工場行ったっけね。
ごほうびに、プレモル。
飲み比べたけれども、やっぱし
醸造家の夢、マスタードリーム美味しい♪
飲ませていただいたお礼がわりに、燻製したチーズやらナッツやら、ポルチーニ風味のナッツやら、たがが外れたようにお土産を買いましたとさ、ありがとう、サントリー、ありがとう、荒井由実さん(松任谷由実より荒井由実派)♪