
渡辺淳一の思想は、こうです。
「最近は昔より知的になったが、人と人との関係がもろい。今の子供たちはゲームなどするだけで人・集団と関わらない。」
「英会話がうまくなるには、間違いを恐れず話すこと。歌の上手な人はうっとりと歌う。ゴルフのパターもゆっくり打つ人が上手い。作家も恥じらいもなくモノを書く。」
なるほど、照れずにゴンゴン行くタイプが、ノシ上がるわけですね。
「偏食や好き嫌いを自慢げに言う人が多いが、何でも食べられる鈍い胃腸が一番。」
あー、これは、私が以前書いた
「速川家の浄水器」系の話ですね。さすが医者。
「好きな女性にフラれて凹んだが、劇場で美女が脚を振り上げるのを見て
ダメなら次にいけばいいと納得した。」
これは正しいですね。引きずってしぼんだり、告白できずにウジウジしているのは損。
別れたら次の人。告白、随時受け付け中!
(武田鉄矢が「ジェネジャン」で、『(若者が)自殺を思いとどまるパワーになるのは、<あの人とセックスしたい>というモチベーションだ!』と発言してました。周りは思い切り引いてましたが、あながちハズレでは無いですね。「金八」としてはいかがかと思いますが…)
渡辺淳一氏、母性愛について「母親に、『それでいいんだよ、あなたが一番だよ』とほめられたことをベースに前向きに生きるべし」と語ります。
お母さん方、責任重大。ほめまくってあげてくださいな。
「あなたには鈍感という才能がある」。
名言ですね。そういう観点からすると、私にだって他に、「睡眠力」「飲酒力」「甘え力」「怠慢力」「遊び力」などの才能があふれていると。
あなたにだってひょっとしたら「手抜き力」「片付けない力」「肥満力」も、あるかも知れません!
ただし!淳一氏は
「前向きに生きる=鈍感」という定義で話を展開しているだけなので、「鈍感が良いこと」では、ありませんよね。
たぶん、この本の意味を勘違いして流行語にしちゃったりするんでしょうが、電車の開いたドア口で突っ立てるのも人の家の前に駐車するのも必要な連絡をして来ないのも吸い殻を投げ捨てるのもフレグランスを付けすぎるのも、
「鈍感=ただの迷惑」ですので、お間違えの無いよう。
さて、医師・渡辺淳一氏の、長くてごもっともな本の内容を超える、日本が誇るいい加減な作家No.1、私の大好きな
伊集院静氏は、最近こう語りました。
「諸君、いちいちやることに意味なんか持っちゃイカンヨ。人生すべて後付けなんだから。成功も性交も同じようなもんだし。」
深く、心に残りました^^