もっと見応えあると期待してたんですがねぇ〜。
まずはくだらないツッコミから。
菅野美穂(積木珠子)、大好きな女優さんだが
弁護士口調が似合わない(笑
素通しのメガネで目が大きく見えすぎて怖い(笑
埋められた筆箱を掘り起こす時は、タイトスカートじゃなくてジーンズで!
一番インパクトがあったのは、放送前の「いいとも!」のスペシャルでの曲名当てゲームで
アゲアゲ↑↑を振り付きで全曲歌ったシーン!(本編じゃないって)
チビノリダー、先生役なのに生徒に見える(笑
やはり「電車男」の路線がイイのか。鼻の穴のアップがちとツラい。学校側に洗脳されてからの眼が怖い。
副校長の
風吹ジュン、髪の毛が
赤すぎる(笑
よっぽど真っ赤なカラー入れないとあそこまでにはならない。生徒に茶髪禁止を言えないって。
この副校長がかたくなに「我が校にイジメはありません」と言い続ける理由が希薄に思えた。
イジメる側の
兼良(冨浦智嗣)くん。声が高すぎ(笑
やはり彼は、
つくしお姉ちゃんと道明寺に守られる必要がある(笑
この手の役柄は(金八で好演した)風間俊介くんキャラがピッタリですね。
あとは、
出ずっぱりの谷原章介がホントにイヤなキャラに感じられ(笑)、同僚教師たちの無責任無関心ぶりは現実に近いのかなとか、そんな感じでしょうか。
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本編の感想です。
結果、明日香は自殺じゃなくて良かった(ホッ
けど、雨の日に手すりに座るなって! 友達も、すぐに「滑って落っこちました」って言えって!
副校長の息子の制裁&立てこもり部分は、要らないって。
一流の脚本家と演出家にしては、ちょい流れのリズムがタル過ぎ。
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テーマとしてはもちろん良いところ突いてます。
私が同窓会で会った多くの先生(大学教授から中学教員まで)たちは、
みなさんコレを観てました。
先生方も悩んで闘っている。が、昔のようにバーンと引っぱたいたり、「夕陽に向かって走れ!」とかでは片づかないと。
(人さまに勉強だけでなく、
人生を教える職業をお選びになった方々、ものすごく大変と思います。初心を忘れず頑張ってください。私にはムリでした…)
親も最近よく取り上げられる「
しつけは学校でやってくれ」的な人が増えており。
生徒の側も
学校裏サイトなんてのまであって匿名であれこれ陰湿化している…
しかし何十年も前から(形こそ違うけど)、残念ながらイジメはあったんです。
どうにか親や話せる友達や、ネットの書き込みでもいいから危険信号発してください。
私の中学の教頭だったかは毎週毎週毎週、朝礼で「
死んだら終わりです。死なないで下さい。」とだけ言ってました。『他に言う事、無いのか!』と生徒はみな笑ってたけれど、歳を取るたびに、ああ、あれは素晴らしい話しだったなぁーとつくづく思いますよ。
菅野美穂が作中で言う名ぜりふ。
「
あの子が見るはずだった夕陽を、するはずだった恋のことを考えて欲しい。」
君はグランドキャニオンに、サンタモニカのビーチに、マンハッタンの摩天楼に沈む夕陽をまだ見てないでしょう。
大好きな人と胸ドキドキさせてゴキゲンな曲を流しながらドライブも、おいしいゴハンもかっこいいバーも行ってないでしょう。
生きてればきっと経験できますって。イヤだったら何度でもどこへでも転校しちゃえ!
それでもイヤなら、学校は行くな!
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最後に
志田未来、君は
「ティヒ!」とか言ってる明るい役が似合う♪
さあ、今日も一日、頑張ろう!
♪明日はまた来る〜。 photo from Fuji TV.