※西麻布生まれ→祐天寺にあった伝説の隠れ家ショップ、「Spice of Life」。
元・店長の渡辺功が、 ◎「有名シェフ・料理研究家レシピの完全コピー」 ◎「ドラマの感想」 ◎「レストランのレビュー」 ◎「70年代後半-90年代ミュージック」 などの雑多なことを書いております♪ ツイッター←でもたまにつぶやいてます^^ サイト内記事検索(Google)はココからどうぞ♪ タグ
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「毎日、焼き鳥でもいい」くらいに思ってます。 この街に越してくる時に行ったありえないほど酸っぱい銀杏を出された焼鳥屋の話はココで書きました。 以来、地元焼鳥屋開拓が進んでないので探検に。名店「ばん」は満席。西麻布のカラオケの店員さんが教えてくれた店は土曜休み(結構多いな祐天寺は)… その酸っぱい銀杏を食わされた店はこじゃれた内装をやめて、1本80円の低価格焼き鳥の店に変わってた(これを自然淘汰、いや天罰と言う)。このブログのネタの為だけに行ってみようかと思ったが、ネタより美味しい焼き鳥を求めて別の店にした。 階段を上ると入れ違いに店から出てきたのはアーリオ・オーリオくらい夢も希望も無さそうな顔つきのオヤジ客だった(ここで嫌な予感が胸をよぎった)… ま、いっか。GO! お通し。大根おろしに黄味がぽろり。 こういうのシンプルでイイよな〜、ってメニューに「お通し350円いただきます」。 これで!? いい根性してるじゃん^^ 飲み物は生レモンや生グレープフルーツハイが700円、かあ。ハレカイズならジョッキで飲めちゃうなあ… 「すだちサワー 530円」にする。愛と青春のすだち。お味は、まあ普通。 キター、焼き鳥。 1本160円とか。 伝票に「正」とか「1」とか書くと焼いてくれる。 タレとか塩とか聞かない。 こだわりなのか面倒なのか、ま、いいや。 普通においしい。こういうシンプル路線なのね。 野菜サラダ。 ドレッシングはズバリ、「ピエトロ」、まんま使ってるでしょ。 好きだからいいけど。600円かあ… ここで目の前のカウンターで調理してる50過ぎ店主と60くらいの男の会話が耳に入ってしまう。 「いかにサラダが出なかったか、ってことだな(笑)」 久々に安いアスパラガスの缶を開けたのか。 正月に買ったトマトがまだ残ってたのか。 怖くなってくるぢゃないの… 聞こえないようにしゃべってくれ! 寒いのでアツカンに切り替える。 熱燗にする日本酒は「月桂冠 辛口」の1種しか書かれておらず、1合 400円 2合 700円と、ある。 きょうび、外食で月桂冠にお目に掛かるのはむしろ新鮮(笑)だが、1升で4,000円ですぜ月桂冠が! 値付けですが、持ち帰りの容器代でもあるまいに、1合と2合の差が100円というのがセコすぎる。(この寒さでは、大きな徳利がすぐに冷めちゃう) でも大人なので1合を3本飲んだv あまりおいしくなかった… 変わり種で「納豆包み焼き(まあまあ面白い)」「トマトをベーコンで巻いたの(グジュッと汁が出るが、まあおいしい)」などと共に、左端の2本、「ささみの梅焼き」「ささみの明太子」を頼む。 ささみは、あえてだろうが、外側は焼けてるけど中がレア、いやただの生というシロモノで、はっきりしないモノが苦手な私は、一口食べてやめにした。 (こういうの、「こだわり」とか言わないんじゃないだろうか?) すっかり焼き鳥への情熱が冷めた私は、えいひれ、お新香、焼きおにぎりでもう締めてしまうことにした。 焼きおにぎり、しっかり焼けてて茶色でイイねぇ〜、って、メチャメチャしょっぱいぜ60オヤジ!(たぶん、味覚障害なのでは?と思うくらい) なんだかなぁ… と思ってたら、目の前の位置に居たはずのオヤジが突然消えた! 驚いてカウンターをのぞき込むと、しゃがんでタバコを吸っていた! これだけならまあつまらん笑い話なんだが、こやつ、どう見てもその後、 手を洗った感じがしない。 えぇっ、この焼きおにぎりもその手で… 気づくと店主もタバコ吸っている。オーナーとしての余裕からか、こっちはしゃがみもしないで堂々だ! 店主も手を洗わずにトマトをさわり始めた。きっとこの2人は森昌子ショーでも行って握手でもしてもらったんだろうと自分を納得させ、勘定すませてとっと出た。 (食品衛生管理とかいう以前の、「モラル」の問題ですねこれは) 不完全燃焼(生のささみ焼きとは関係ありません)だったので並びのカラオケボックスで3時間レッスンしちゃいましたぁ。 この街の、曲がりくねった道の先に、まっとうな焼鳥屋は待っているのだろうか… タクシー飛ばしてでも、あの街のあの焼鳥屋に行くべきなんだろうか。
by s-o-life
| 2008-02-03 15:56
| グルメ
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Comments(4)
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