※西麻布生まれ→祐天寺にあった伝説の隠れ家ショップ、「Spice of Life」。
元・店長の渡辺功が、 ◎「有名シェフ・料理研究家レシピの完全コピー」 ◎「ドラマの感想」 ◎「レストランのレビュー」 ◎「70年代後半-90年代ミュージック」 などの雑多なことを書いております♪ ツイッター←でもたまにつぶやいてます^^ サイト内記事検索(Google)はココからどうぞ♪ タグ
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「女だから」「男だから」という議論が、いまだにまかり通ることが、苦痛です。 大昔に、インスタントラーメンのCMで「私、作る人」「僕、食べる人」とやったら、女性団体から『女性が作る側と定義しているのはおかしい』と猛抗議が出て、放送中止になったんですが、それに近い違和感。 ジェンダー=性の違いによる、activity=ふるまいの差は、近年相当、無くなってきてます。 (ゲイ=レズビアンの社会的認知も含めて) ラーメンの話しの大笑いは別として、私が料理検定を受けたときに会場に来ている男性(熟年含む)の多さ! メンズのフレグランスから身だしなみ用品の多さ&売り上げ。 逆に、中尊寺ゆつこ以来の、女性の「オヤジ化」(立ち飲み、女性の方が多かったりしますよね、あ、ナンパ期待も多いそうですが(笑)。 これからは女性の視点だ!とかいう論理が席巻して、広告会社で「女性だけのチーム」を編成するのが流行ったのは、15年くらい前でしょうか。 文房具などで「女性の視点の開発チーム」とかも、その頃、できました。 今は影も形もありません…(それだけ、「こなれてきた」「声高にそう言うことが無意味だとわかった」のでしょう)(もっとも女性だけでチームを組むのはうまく行かないという理由も大きかったようですが…) 断っておきますが(長くこのブログをお読みの方はおわかりでしょうが)私はフェミニストです。 一人っ子で母親が大好きですから、社会的に女性が軽く扱われる/ホステス代わりにいじられるのは大嫌いです。 同年齢の人材を、特定の職種で雇った場合に、女性の方が優秀なことは、ままあるはなしだと身に染みて感じてます。 だからこそ、「ここは女性の視点で」とか、恐竜が生きていた時代のような発言が出ると、バーボンソーダを20杯くらい飲まないと収まりません(素 (あ、もちろん、一部の化粧品など、女性だけが使用するアイテムには女性の使用感は必須ですが) ここで、「ターゲット論」という話しが、出てきます。 私が、500万円くらいする高級品のプロモーションについて意見を求められた際にベラベラと述べたら、偉い方が出てきて「コイツはそれを買わない(買えない)んだからターゲットじゃないよ!意見聞くなよ!」と、言われました。 確かにそうです… (そうなりますとフェラーリを売ってる方は全員乗ってらっしゃることに、なりますが…) 「女性向けのメイクグッズ」を担当したときに、社内の女性にアンケートなされて、さんざんな結果に終わったことがあります。 後に分かった素晴らしい事実としては、聞かれた方々がメイクはしない人だったんです… がっかりを通り越して、おめでたいと言うしか、ありません(この、「人に意見を聞く」話しは、改めて書きます)。 確かに、「男性マーケット」「女性マーケット」と、比重がくっきり分かれる商材・サービスは、あるでしょう。 ただ、「女が来れば男もつられてくる」的な昔話は、通用しない。 男にも女にも、素晴らしいと思ってもらえるサービス、が、ホンモノ(=結果、楽)ですよね。 当社のオーナーと、私を、以前とあるおじさま(人を見る目だけはあったかな)が、「ナベちゃんが火のように熱くてジャックナイフみたいで豪放磊落で、彼女が静かで優しくて細かい部分に気を回して。と、思ってたけど、実は逆もあるんだったんだね」みたいなことを言ってました。 その通りです(全部、じゃ、ないですけどね)。 ウチの信頼するチームに、ご夫婦で作業してるとこがあります。 仕上がりに私が言うのは、「満足か/要修正か」だけ。これを男が作業したか女が作業したか共同か聞かない=意味がない。 (たいてい、人は聞きたがる。そして男だと知ると「女性視点が無い」と言う。女だと知ると、「今度飲みたい」と言う) コラーゲンが肌に良いのは男性も一緒。素敵なインテリアでナイスな音楽は私も好き。 甘いスイーツも、美味しければ男も食べる。 要は「人間」相手ですので、そろそろ、やめにしましょうよ、「女性の視点」(←コレ、充分に、性差別だと思うんですが、どうでしょうか?)。 (すみません、「女性のみ来店で●円引き」「女性のみデザートサービス」みたいな店を見ると、すっごくイラッと来て、行かないタイプです(素・大笑い) もっと、根本的な部分で、女性を(男性を)見よう!
by s-o-life
| 2008-06-15 01:18
| ブログ
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Comments(6)
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ミルクティー☆
at 2008-06-15 08:09
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小学校の持久走で「男は4周女は3周」と言われ、意地でも4周走った私です。当時は差別された感が強かったけれど、今にしてみれば、体調に配慮の必要な女子もいたのかな?と。
仕事的には性的役割分担を課すことがないよう毎年研修を受けるのですが、人間相手だけに必要な配慮もあり、価値観の大きく分かれる年代にいるので、「難しいな~」と思う事も日々多いです。 …ということで渡辺さんの視点は安心感があり、好きです。
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Ruby
at 2008-06-15 09:59
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はい。私も賛成です。
ついこの間も、この荷物は男性に持ってもらった方が…的なコメントを無視して『いえ大丈夫です!』と軽く腰を痛めました(笑。 『ウチの女の子に書類届けさせます』とかオヤジリーマンが言ってるの聞くだけでイラッと来ます。 男女雇用機会均等法から何十年も経ちますが、まだまだジャパン 遅れてますね。
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s-o-life at 2008-06-15 10:30
■意地で4周!のパワーが今に活きてますでしょうか(笑)!
かけ出しの頃、女性スタイリストさんの重い荷物を持ちましょうかとたずねると、「これは、私の仕事だから」と、にらみつけられました。私は大きな勘違いをしてたと思い知らされました。 扱いの男女差で女性側が泣きを見てる図式が一般的ですが、実は「うまいこと使い分けてる」人が多いのも事実ですね。 世の中には男と女が居る、のではなく、「コミュニケーション取りたい素敵な人」と「そうでない人」の2種なのだと思ってます^^
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s-o-life at 2008-06-15 10:34
■Rubyさん、性別を無視して体格・体力で荷物は持ちましょう(笑)!
「ウチの女の子」←所有物、の香りがしますね。 そのOLさんが何才になるまでそのオヤジは「女の子」と呼ぶんでしょうかね(笑2)。 ♪キミたち女の子 おいで遊ぼう一度の人生 大事な時間 ↑これは賛成^^
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shino
at 2008-06-16 14:05
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チョト話題がズレますが・・・
友人(女性)が産婦人科医院を経営しています。 旦那さん(これも差別?)が院長です。 このご時勢ですので、大変繁盛しています。 本人は医師ではなく、診療以外のいっさいの切り盛り を一手にこなしています。 あまりに忙しそうなので、「事務局長職を雇えば?」と僕が言ったら、 「男の事務局長は、必ず持ち逃げする。」 「女の事務局長は、必ず院長とデキる。」 だそうで・・・・なるほど難しいものです、はい。 キッパリおしゃってました。
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s-o-life at 2008-06-16 14:46
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