ドラマ版の視聴率が低い。低いのを見た上で評論家が叩く。「そもそもケータイ小説は…」「プロモーションに力が入ってなくて…」
私が嫌いなアクションは
「後出し」です。
私(なり誰か)が何か(ギャグでもコメントでも)言った後に
『言うと思った。』。こういう方には、「今度から、『次、こう言うでしょ?』って言ってください」とお願いすることにしている(笑
ドラマ版、悪くないです。見ます。でも、それにはやはり、映画版を見てからじゃないと。
結論から言うと、
素晴らしかったです。
「上手に恋愛・レイプ・セックス・流産・不治の病・死をちりばめたケータイ小説の典型」というご意見もありましょうが、構成が下手よりは上手い方がいいに決まってます。
美嘉=新垣結衣(以下ガッキー)、時間の流れにつれて、どんどんキレイになって意志の強さが増してきます。
今「コードブルー」に出ている彼女ですが、やはり[等身大]っぽい役柄と、笑顔が彼女には似合いますね。
ヒロ=三浦春馬ですが、私のイメージでは「14才の母」で責任を取らずに逃げ回った男(笑)というのが強かったです。
この作品でも、妊娠を告げられた時にいきなり席を立ったので一瞬頭をよぎりました(笑)。
「ごくせん」は(コミカルなので)別として、成長ぶり著しい俳優さんです。
優=小出恵介は、「おいしいプロポーズ」と「牛に願いを」では何とも感じなかったのですが、「ルーキーズ」とこの恋空では、まいりました。
美嘉に贈った指輪サイズがちょっとユルかった瞬間からイヤ〜な感じを想像させましたが、1時間後に投げ捨てることになろうとは…
かすみ草好きの私としては、最近のフラワー業界で流行遅れと聞きがっくりきてたんですが、この映画を観て「やっぱりかすみ草はイイ!」と想いを強くしましたv
(この優という男、
何も悪いこともしないし欠点もないのにフラれるんですよね… 「はよ行けや! オレが泣く前に!」… 淋しすぎます…)
ーー
ミスチル
「旅立ちの唄」は、随所で効きまくってます。
この作品のためだけの曲、として聴けば、当然「手の届かない場所で背中を押してる」「返事はいらないから」が、ぴったりと当てはまります。
そしてガッキー本人の
「heavenly days」は、(リリースされた当時はよく聞き取れなくてあまり刺さらなかったけど)うわっ!と思わせる内容でした。
♪一億分の君に会えた 奇跡なんかも いつの間にか忘れちゃうのかな
忘れた事さえもきっと忘れてしまうの?
とまあ、役者良し、曲も良し、非の打ち所のない映画でした。
さぁ〜、ドラマを真剣に見る前に、恋空自体での教訓!
■亡くなる瞬間に間に合わない時の為に、みんなテレビ電話はちゃんと使えるように練習しとこう!
■ワゴンに拉致されてレイプされないように、女子は一人歩きは避けよう(特に夜)!
■唐揚げは大皿で、仲良く食べよう^^!
■図書室は本を読む場所でメイクラブするとこではありません!どうしてもの際にも避妊を忘れずに!
■急に冷たくしたり避けたりすると、
「ひょっとして不治の病にかかった?」と思うことにするんで、気をつけて(笑)!